9月議会終了いたしました、討論原文アップいたします。
先ほど9月議会が終了いたしました、我々大阪維新の会が反対いたしました議案の討論をアップさせていただきます。
是非一読いただければ幸いでございます。
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議案第72号から75号までの4件を一括して、大阪維新の会を代表して反対の立場で討論を行います。
この4議案はいずれも公立の認定こども園建設工事の工事請負契約についての議案であります。
我々大阪維新の会は公立認定こども園に係る予算を平成29年3月議会で反対しております、ただ現在の状況に変化があり、ご不便をかけることになる保護者の方々 への新たなる手立てや、公立の保育所と幼稚園を廃園することで、新しく生まれてくると市長が説明している5億円の新たな財源を、どのように活用していくかが明確になっているのであれば、賛成に転じることができるのではないかと思い、委員会の場で質問をさせていただいた所、副市長の答弁は、「私どもの就学前施設については、ご不便をおかけするということではない」、「5億円が本当に生まれてくるかどうかも、見極めていかなければならない」等の大変残念で、見通しの甘い答弁でした。
そもそも、公立園を5園にするという時点で、必ずご不便をおかけする保護者が生まれるのは当然であり、これまでも多くの請願により不安の声が届いているのも事実です、この期に及んで「不便をおかけすることはない」と言い放ってしまうこと自体、市民感覚から大きくずれている事の現れではないでしょうか?
また、開園後の新たに生まれる財源について、今現在でまだ把握していないという事実に驚愕いたしました、どのような収支になるのかの予想もなされずに、この事業を推し進めている、そして建物を建てようとしています、まさに市民の利便性や、子育て世帯の意見を無視した、計画行政とは程遠い箱物ありきの認定こども園計画であるとしか申し上げようがありません。
何度も申し上げますが、我々大阪維新の会は認定こども園制度自体を否定しているわけではありません。ただ八尾市が進めている平成31年度以降で、明確に方向性が示されているのは「待機児童・保留児童の解消」だけ、それも年々実現可能なのか不安になってきている中、市民意見は「二の次・三の次」の市民の想いからかけ離れた役所主導の箱物ありきの場当たり的な計画の中で出てきた議案を我々大阪維新の会は認めるわけにはいきません。
以上の理由により、本議案4件に反対いたします。